


丸の内にある、明治時代に建てられたモダンな内装の三菱第一美術館でクリスマスまで開催されている”トゥールーズ=ロートレック展”。
さて美術館に向かう訳ですが、丸の内の町並みって、わたし大好き。
ティファニーのディスプレイがすんごくロマンチックで、思わずパシャ!り。


思いっきりロートレック展を楽しむためにはまず一服・・・
喫煙所からの眺めもよく、またポスター作家なだけあって映えるんだなこれが。
見えます?(笑)
もう既に素敵でしょ?いいなぁロートレック本当好きだよ・・・。
とまぁそんな感じで哀愁感じつつ敢えて地下から入館します。
さて、美術史を学ぶ彼と付き合ってからあちこちの美術館に連れられていくうちに、いつしかわたしにも心打たれる画家が現れたの。
それが彼。
ロートレックくん。もとい、ロートレック様。
彼は幼い頃に両足を骨折した経緯から、下半身の成長が止まってしまったの。
それもあって学校にも通えず、親の離婚と重なり貴族の家系に生まれた彼は母親と共に引っ越し、18の頃から画家を目指すようになったの。
アトリエに入ってから数々の作品をキャバレーに置いてもらうようになって、そうしていく内に雑誌の挿絵とか描いていたの。
でね、実は彼は一晩で一躍有名人になったの。
その作品がこちら。
1889年パリのモンマルトルにできたキャバレー、ムーランルージュのポスター。
ロートレック自身常連だったそのキャバレーの支配人に依頼され制作した、記念すべき彼のポスター第一号。
これが人の眼と心を引きつけ、彼は一晩で有名作家に躍り出たってわけだ。
やっぱりすごいよ。
この、感覚。
わたしこれを眼に出来て本当に幸福を感じるもの。
聞こえるの、歓声もメロディも息づかいさえも。
わたしは感じる、彼の絵から生活を。人間を。人生を。
もう、何言っちゃってんの?(笑)
ほんと、そう思われてしかたない、それが虜って証拠。
抗えない恋心みたいに、もう離してくれないもの、この感動は。
ロートレックについてはわたし、もう熱すぎて1回に収まりません!!!
てことで、分けました。
”下”では他にも心打たれる大好きな絵達を紹介していくね。
引き続きロートレックの世界をお楽しみに!
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