20130314

卒業前夜のこと。

なんと半年以上ぶりの更新ですw
久しぶりすぎて自分のブログをヤホオで検索したし。
そしたら同じ名前のブログあったし。
「超絶不定期・こころの日記」とかにでも改名しようかしら・・・

さておき、今夜はなんですかと。

3年ぶりくらいにライブたるものに出向いてまいりました。

今年に入って、北海道の祖父が亡くなりました。
お葬式には沢山の人が来てくれて、親戚が一同に集まる場というのは私には初めてな気がしました。

その中に、まつたけやさんという変わった苗字の方が。
まつたけやさんは、私のひぃばぁちゃんの妹のお子さん。
つまり私の祖父のいとこに当たる。

年末に年賀状を出すとき家族間で聞くまつたけやさんの名前は「松茸屋さん」かと思いきや「松竹谷さん」だった。

お葬式で松竹谷さんは私たちに話しかけてくれた。
「松竹谷です。勲さんの従兄弟です。」と。

それが初対面で、やっと言葉と現実がリンクしたように、一気に親族になった松竹谷さん。

話をしていると、松竹谷さんのお家はちょっとしたバーをやっているという。
そして息子さんはアーティストだと。
名前を聞いてggるとフェスとか出てる!
ていうかバンドのwikiあるww
すげー!

と、いうことで行って来ました。
国立にw

松竹谷さんの息子さん、
松竹谷清さんは素敵な大人だった。
形容するならテリー伊藤みたいにお洒落で、忌野 清志郎みたいに音楽家だった。

昔、学校の先生が言っていた。
「歌が上手いというのは、聴いた誰もが同じ情景を思い浮かべるような歌を歌える人だ」って。

松竹谷さんはそれだった。
ギターを弾いて、カズー的なモノを吹いて、ソロでした。
途中からはこれまたwikiもあるピアニカ前田さんというかなり凄腕の鍵盤ハーモニカを演奏されるアーティストさんとセッション。
これが最高だったんだよ。

だって、ステージには2人しか居ないのに、もっともっと沢山の音が聞こえてきて、
底抜けに明るくて、ヒョウキンだった。

子供のぐずる声
木製の椅子がリズムに軋む音
酒を買うお客の小銭の音
洗われては出されるグラスの音
22時に鳴る時計の鐘
8時8分で止まった時計のオブジェさえも
音楽の一部だったと私は思う。

そんな素敵な大人が親族だと思うと誇らしくて、嬉しかったのです。

これを言うのはあまり良くないかもしれないけど、
祖父の葬儀の数週間後、祖母はまた葬儀に出かけた。

それは今日ライブを見に行った松竹谷さんの奥様の葬儀だ。
実際初対面の私も今日、「ご愁傷様でした」と声をかけられているのを演奏前に見て松竹谷さんだと確信した。

それなのに。

少し軽い気持ちで足を運んだ自分を恥ずかしく思うくらい、
私はもっと重く大切なものを松竹谷さんからもらえた。
大切なものを受け取って、わたしに要らなくなったものは涙になって流れていった。

「救いはお前の声」
「救いはお前の姿」
思えば松竹谷さんの曲はラブソングばかりだった。
どれだけロマンチストで、どれだけ奥さんを愛していたか、
その重みがなければあんな笑顔でライブは出来ないよね。

人は、生きている限り強くなれる。
生きている限り、幸せになれるんだ。
そう思ったんです。

私の涙はとても暖かくて、
それはこんなにも暖かい場所で、自分も一緒に暖かい気持ちになれたからなんだって気づきました。

卒業式前夜にライブとはまぁ・・・って自分でも少し思っていたけど、
なんていい夜だったんだろう。
これが分岐点の前夜だったことにすごく意味があった気がして。
 

また是非松竹谷清さんのライブに行きたいな。


さてはて明日は卒業式。

4年間。
私は服飾の専門学校に通いました。

結果的に、服飾の技術はもちろんだけどさ、
もっと大切なことが沢山学べた。

とっても重い大切な4年間だったよ。

友達
恋人
個性
団結

絆ってこういうことなんだってはっきりわかる。

みんなからもらった物が多すぎて、
私の身体に収まりきらないんじゃないかってくらい、
みんなが大好きで。

服飾の技術や知識もだけどさ、
本当にそれ以上に、
みんなといて学んだこと感じたことを活かして
社会に出て行きたいと思います。

今の私になるためには、
辞めていった人も含めて、
誰ひとり欠けてはいけなかった。
本当にそう思います。

ちなみに私はいつも永遠の夏休みに突入とかほざいてますが働く意思はありますからね~!w
今日、代官山のセレクトに書類が通りました~☆
来週の面接で、しっかりと落ち着いて何を学び、何をしていきたいのか、話せるように頑張ります!
落ちたらまた探せばいいさ。
てか探すしかないしw

私らしく長く働きたいと思えるところに受かりたいです。
やりたいことはいくらでもあるし、そうやっていくうちに出来ることも広がってくると思う。
わたしなら大丈夫ってみんなも思ってくれるでしょ?w
頑張るのは自分だからね!応援してくださいw

そんな感じで、感慨深い夜なのです。
明日は沢山泣いて、頭が除夜の鐘みたいに煩悩の数以上に鳴るんだろうな~。

何着るか決めていません。
まずいですか?
お休みなさいw

次はいつどんなことに感動して更新するのやら~お楽しみにw

20120810

おおかみこどもの雨と雪

久しぶりに廃墟になりかけていたブログを書きます(笑)
すっかり半年以上も書いていませんで、なんでも勢いにまかせる性格なものでね・・・
そもそもこんなものなくたっていいんですよ。
では何故書くか?
覚書ですね。完全に。
少なくとも今の私にとっては。

人は忘れる。どんなに嫌でも。
書いておいたって、忘れることは忘れる。
読み返したって、そのときの心臓の音は返ってこない。
忘れたくないっていう、自己愛ですね。

はい。もうこの人は語れといわれれば(言われなくとも)いくらでも語ってるおセンチ野郎ですから、前置きをここらへんにしておかないと。

今日は、大切な友人に誘われこれを見てきました。


「いい話なんだろうな~」くらいの感じで、なめてました(笑)
あ、念のために言っておくとネタばれはしませんが、感想はがっつんがっつん述べるのでそれがネタばれに繋がると危惧される方はご注意ください。。。

とにかく、いい話。
腐るほど、いい話(笑)

夏のアニメムービーといえば、起承転結、親子で涙あり?、笑いあり・・・
愛と勇気!感動~っ!って感じですが(笑)
そんなものは期待してはいけない。お門違いってやつ!

思うに、子供向けではなく大人向け。
そして男性より女性向け。
向けとかないけど、わたしは全人類の女性に見て欲しいなって思った。

女として、母としての強さって時点でもう泣けちゃうもん、わたし(笑)
そいでもって子供の気持ちもわかる。
年齢って実際関係ないと思うけど、そうだな・・・親を大切にできる人の心には、何歳だって響く映画だと思う。

この映画からもらえるものは、強さ。
すごく淡白な言葉だが、強さは重要よ、生きていくうえで・・・

んでさ、あまりに感動して、化石みたいなブログひっぱりだして服も着替えず靴下も脱がずかきかきしてるんだけどさ、私の過去の感動の鎖みたいなもんがごろっとこいつを迎えにやってきて。
いろんな感動を思い出した!

ここで今日は映画で語る私論でもやっていこうかしら。
これ需要あんのかって話だがそげなものはもとからありゃせん(笑)
てことで強行突破!

まずわたしの人生を作った、人格形成をした存在があるんです。
それは、


こいつです。
そう、ベイブ!

私はちっちゃい頃から鍵っ子というやつで。
そりゃもう時の流れの遅いこと遅いこと。
誰も居ない一軒家は7歳の私には、今思えば刑務所のように退屈でした。いや入ったことないけど(笑)

そいで、もう昔のことだからどっちが先かわからんけど、動物が好きだったからこの映画のビデオをママが買ってくれたのか?ママが買ってくれたから動物愛が激しくなったのか?あ、ママいるんだから聞いてみよう。
どうやらTVで見て、感動したから欲しいとねだったらしいっす(笑)

まぁそんな感じでね、わたしはベイブ大好き。
この子もまた強いんだよ。
ふさぎこむときもあるけど、話し合えば誰とだってわかりあえるってベイブは考えていて、それってとても難しいことだと思うし、裏を返せば自分を押し通す結果になりかねない。
でもベイブの気持ちはそんなんじゃなくて、相手の思ってることも、自分の思っていることも、ちゃんと意見を通い合わせればお互い馬鹿じゃないんだから、納得できる答えがだせるんだよっていう、誠意なんです。
それがもうわたし、幼心に絶対にそうだ、この子豚が正しい!って、学んじゃったんですね。幸か不幸か(笑)
もうそれで三つ子の魂百までですよ。
思ったことは絶対言っちゃうし、嘘もつけない!
功を奏するときもあれば裏目にでるときもあります・・・トホ
人間だものってやつです。

まぁベイブ出しちゃったらベイブ超える映画、自分史上ないんすけどね!
あとはね・・・


これですよ!アメリ!

私はね、物心ついたときから必然的に、自分には必ず”王子様”がいる。
そう信じてたんです(笑)
わたしってわりと態度でかいからそんな風に見えないかもしれないけど、実は人一倍ロマンチックでガーリー思考なんです。そういうのを気持ち悪いっていうんですけどね!←

自分が”お姫様”だなんて思ったことはなかったけどね、”王子様”ってものをずーっと信じていたの。
実際恋愛体質だったしね(笑)

もちろん友達も大切だよ!
友情か愛情かなんて選択問題もあるけど、背に腹は変えられない。
ていうか強いて言えば友情だと思うぐらい(笑)
だって恋人がいなくなっても友達はいてくれるもんね^^

てわけで、アメリが教えてくれたのは、自分らしさと恋心!です。
友情にしろ、愛情にしろ、自分をしっかり持っていれば、あとからついてくるんです。きっとね。

んで直近がこれ↓


おそらく映画好きの彼とだから出会えた映画、歓楽通り。

これはキタね~。
これはなんでここまで自分にマッチしたかを語るのはすんごく難しい。
ベイブが勇気でアメリが希望なら、これは愛・・・?とも違うしなぁ~
心?自分にとって何が大切なのか、そういうことかなぁ・・・
自分の解釈で抽象的に申すなれば、過去にも、未来にも似た憧れですね。
ロマンチックなんですよ、とにかく世界観が。
女子です、ええ(笑)
言うたらね、香水瓶と死に伴う銃声なんぞがそこにあればロマンチックは完成するんです。
わかりますか?(何がw)

きえ~あほくさ(笑)
ここまで読んでくれた方、ごめんなさい、自分への戒めです。

ってまぁずらっと3本。
わたしの人格形成の映画を語りましたが、本題のおおかみこども~はそこまでは食い込んできゃーせんよ!そういう感動ではないっす!

物語として、純粋にだらっだら泣きました。
個人的に、兄弟の成長がリアルだなとも思いました。
上の子は強気→大切なことを見落としてる
下の子は弱気→自分の世界を見つけていく
っていう成長をするっていう持論がありましてね、これ完全に全国の長女長男に喧嘩うってますけどね。
まぁそんなもん環境です環境。

おおかみこども~は、私の中では「WALL・E」、「容疑者Xの献身」に次ぐ感動作でした!
関係ないけど容疑者Xの献身まじ辛いから!(笑)

てことで締めくくります!
連れて行ってくれた綾、ありがとう^^★☆

20111127

トゥールーズ=ロートレック展/三菱一号館美術館<下>

さて、ロートレック展の余韻につかりつつ、大好きな作品を紹介していきます。

どうぞご覧あれ〜。


エグランティーヌ嬢一座
これは踊り子4人のロンドン公演のために
制作されたポスター。
でもその公演の後、仲間割れしてすぐに
解散してしまったんだって!(笑)




マルセル・ランデール嬢、胸像

彼女は女優。絶妙な色の組み合わせと
繊細な版画技法の融合が見事に現れていて、
彼の版画技術の最高峰の一つとも。


54号室の女船客

この女性は彼が旅行中に
船内で出会った美しい女性。
自分の降りる港を見過ごした程に
一目惚れしたんだけれど、
彼女の目的地までついていく事を
友人が猛反対して泣く泣く
途中下船したそうな(笑)

メイ・ミルトン


彼女はイギリスの踊り子。
これはアメリカ巡業の際に依頼されたポスター。
この背景の青には隠された意味があるの。
彼女の恋人であると噂された歌手の赤いドレスと
対になることを意識して制作されたんだって。

「ラ・ルジュ・ブランシュ」誌

こちらはベルギー発の前衛的な美術誌の表紙。
優美な服装で彼女が立っているのは実はスケートリンクの上。
この素敵な表紙は最盛期の同誌の象徴なのだとか。


コンフェッティ

ひときわ陽気で華やかな雰囲気に満ちた作品。
タイトルは、婚礼やカーニバルで使用される紙吹雪の意。
製紙会社のためのポスターで、以前の石膏片の吹雪よりも
人に向けて投げられる紙吹雪の利点を明るく伝えている。


シンプソンのチェーン

自転車とチェーンを製造するイギリスの「シンプソン」社の
パリ支店用のこのポスター。
背景中央の背広姿に恰幅のいい男が工場主のシンプソン。
その隣がパリ支店の店長ルイ。
ロートレックは友人のコネで競輪場に出入りしてたが、
彼が夢中になったのは誰が勝つかではなく、人間の動きについてだったの。

アンバサドゥールにて、カフェ・コンセールの女歌手

この絵の舞台はシャンゼリゼ界隈に合ったカフェ。
もう一色、試し刷りのものがあって、色合いの出し方での
挑戦的な制作過程を観ることができる。

ジャヌ・アヴリル(ジャンダル・ド・パリ)

踊子の彼女が一躍有名になるきっかけとなったポスター。
ムーランルージュの別館としてできたジャルダン・ド・パリ
への出演の際のもの。枠のようになっているのは、
舞台下のコントラバス奏者♪このように、
モチーフを大きくクローズアップして前景に置く手法は
日本の浮世絵などから取りいれたものなんだって!
確かに、前景があるにも関わらず踊り子をひときわ
目立たせているね。

さて、これら(上で挙げたのも含め)がわたしの厳選作品10点。

もちろんポストカードもファイルもお買い上げ♪
それからカタログを買ったのは人生で2回目!
子供の時に見て夢中になったレメディオス・バロのものと並べて、わたしの宝物決定だよ!


よし、そろそろ解説じゃなくて感想を書くね。


まず、美術館に入って、彼の作品を見て、歩きながら作品のだす空気感を感じて、
わたしは心底思ったの、わたしは彼から得るものが多すぎる。って。

どれもとてもいい香りがしたし、ストーリー性があって、次の瞬間にしっかりわたしの中で生きている。

ポスターでも絵画でもなく、彼が描き続けた女性達の人生が、しっかり描きあげられているの。

なんて中身の濃い、ただの作品なんだろう、そう思ったね。

勿論実際に匂いや音が漂っているわけではない。

だけど、しっかりと感じる。

全部が、大好き。

1つ1つの作品にストーリーが浮かぶ。

目まぐるしい色彩の表情、息が詰まるほどの香水くささ。

本当に、全て観終わった後「ありがとう」って思っちゃった(笑)


いつもなら彼氏につれられて何周もするけど、1度で感じた感動が大きすぎて、
もう、見たくなかったの。

その感動に慣れたくなった。一生ものの輝きを失いたくないでしょ?

そんな感じで、この思いをとっても、とっても大切にしたかったから、引き返さなかったの。

だってわたしはしっかり見たもの。

忘れるわけがない、大切なものを見てしまったの。
そりゃ、アダムとイヴも果実をかじるよ・・・。


動物への愛はわたしにも溢れるほどあるけれど、女性や人間の動きにこんなにも
美しいドラマがあると思ったことは、人生で今までなかった。

本当に大好き。

彼が大好き!!!

わたしは彼の感性を愛してます。

美しい彼女達の肉体、精神さえも、男たちの歓声、揺れるドレスの裾も、

そこに漂う香りも全部、わたしはそこにロートレックの人生を観ました。


こんなに心をつかまれるなんて、ヘンリーダーガーもそうだったな。
ああヘンリーダーガーも語りたいな。

それにこの展覧会に行って、見返したい映画が浮かんで、今はその映画の世界にまた
どっぷりと浸かっております・・・そのことも書きたいし・・・

もっともっと、いろんなものを観てゆきます。

ここまで読んでくれた方、どうもありがとう。
それでは最後は愛するロートレックの言葉で、お別れを。


「けれど人生は、美しい。」

20111125

トゥールーズ=ロートレック展/三菱一号館美術館<上>

実は今日はとても活欲的(わたしの造語?)な日で、本来の目的はこれ。

   

丸の内にある、明治時代に建てられたモダンな内装の三菱第一美術館でクリスマスまで開催されている”トゥールーズ=ロートレック展”。

さて美術館に向かう訳ですが、丸の内の町並みって、わたし大好き。


ティファニーのディスプレイがすんごくロマンチックで、思わずパシャ!り。

 


思いっきりロートレック展を楽しむためにはまず一服・・・
喫煙所からの眺めもよく、またポスター作家なだけあって映えるんだなこれが。


見えます?(笑)
もう既に素敵でしょ?いいなぁロートレック本当好きだよ・・・。

とまぁそんな感じで哀愁感じつつ敢えて地下から入館します。


さて、美術史を学ぶ彼と付き合ってからあちこちの美術館に連れられていくうちに、いつしかわたしにも心打たれる画家が現れたの。

それが彼。


ロートレックくん。もとい、ロートレック様。
彼は幼い頃に両足を骨折した経緯から、下半身の成長が止まってしまったの。
それもあって学校にも通えず、親の離婚と重なり貴族の家系に生まれた彼は母親と共に引っ越し、18の頃から画家を目指すようになったの。

アトリエに入ってから数々の作品をキャバレーに置いてもらうようになって、そうしていく内に雑誌の挿絵とか描いていたの。

でね、実は彼は一晩で一躍有名人になったの。
その作品がこちら。


1889年パリのモンマルトルにできたキャバレー、ムーランルージュのポスター。
ロートレック自身常連だったそのキャバレーの支配人に依頼され制作した、記念すべき彼のポスター第一号。
これが人の眼と心を引きつけ、彼は一晩で有名作家に躍り出たってわけだ。

やっぱりすごいよ。
この、感覚。
わたしこれを眼に出来て本当に幸福を感じるもの。
聞こえるの、歓声もメロディも息づかいさえも。
わたしは感じる、彼の絵から生活を。人間を。人生を。
もう、何言っちゃってんの?(笑)
ほんと、そう思われてしかたない、それが虜って証拠。
抗えない恋心みたいに、もう離してくれないもの、この感動は。

ロートレックについてはわたし、もう熱すぎて1回に収まりません!!!
てことで、分けました。
”下”では他にも心打たれる大好きな絵達を紹介していくね。

引き続きロートレックの世界をお楽しみに!

tambourine

NOZOMI ISHIGUROの新しいレーベル”NOZOMI ISHIGURO tambourine をdestinationTokyoの店頭で見てきたよ。





今年のrooms23でお披露目となったストリート色の強いレーベルで、価格帯もNOZOMIより低めではあるの。

パッと見た時、私はいまいちNOZOMIとの違いがわからなかったの、それは今も正直わからないところなのだけど、とりあえずはtambourineとして見てきたものの率直な感想を書くね。

わたしの心を惹いたものは、ふたつ。

ひとつはこのトップス。

洋服って勿論、合わせ方で持っている魅力のさじ加減が変わるから、このコレクションのランウェイ写真と、わたしが見た実物とじゃ別の物と言っても過言ではないと思うの。

わたしが見て、手にとったこのトップスは、一言で言うとすごく女性らしかったの。
たっぷりのギャザー分量、重くない色合いに肌を見透かす贅沢感のある生地感。
そして何より丸みを持たせたそのシルエット!
可愛いな。そう率直に思ったの。でも、多分着ない(笑)
わたしが身につけるのに良いと思った訳ではないの、なんていうのかな?
素敵だな、そう言う風に直接思ったの。

次にいいな、って思ったのはこのパーカー。


ショーではメンズが着ているね。しかもキュートだ、なんだか。
そう、キュートなんだよ!なんだか!そこに惚れたの。
欲しいなぁ・・・3万円かぁ・・・。

全体的な感想を言うね。
デザインはラグジュアリーってわけでもないけど、わりと大胆で、それでいて裏腹なストリートさのパンチが効いたプリント使い(ここがタンバリンの強みなのかなぁ?)っていうのがわたしには響いた!

フォーマルにもラフにも着回しの幅が広い、ストリートなタンバリンが定着していくのが楽しみ☆

でもほんと、決定的にNOZOMIと違うところってどこなんだろう?
ああ、これ店員さんに聞いてみればよかったなぁ。今度聞いてみよう!

ていうか実はdestinationに立ち寄ったのは、私事ですがもうすぐ付き合って2年を迎える彼氏とのクリスマスプレゼントでペアリングを考えていて、それでなんだな。

H.P.Fのアクセサリーブランドって、様々個性あって、華奢でありながらどこか無骨な、そんな歪(いびつ)な美しさがすんごく魅力的で。

見に行く前から漠然と二人で話していて、彼はゴールドがよくて、わたしはシルバーがよかったの。

だからこの指輪を見つけた時、一目で「ねぇ、これは?!」って言っちゃった☆    
IOSSELLIANI(イオッセリアーニ)っていうイタリアの男女二人が手がけるジュエリーブランドの2011NOEL COLLECTIONで出ているこちらのリング。

今ネットで調べてみてわかったんだが、こちらはデザイナー二人の出会いを形にした、カップルリングなのだと!!!まさに打ってつけではないか!!もう、決めたんだからね!ふん!

てなわけで、今回はdestinationTokyoにて見たものについて書きました。
それでは。

20110901

開会式開始

okuriです。おくとみりほだから、おくり。
実は大好きなアメリも文字っている、なんてね恥ずかしい(笑)


最近のこと。
自分がどういう世界観に生きているのか、
自分がどういうものを好むのか、
やっと、少しだけはっきりと見えてきた。
わたしが何年もかけて、生まれ続けている、そこにある軸。
好きなもの、自分の起源、そういうものって変わらなくて。
たっぷり寄り道をすることもあったんだけど、過去に見た希望の余韻と、未来に信じる自分像とが、少しずつ、現在で重なりつつあるの。
なりたい自分に向かって、一歩一歩、ぽてぽてと歩いている。
それが毎日うれしくて、生きがいであって。
かといって、将来なにになりたいか、はっきり定まっているわけではなくて、それについては完全に暗中模索中であって・・・。

でも、それが見える日も近いのかなぁと。
今はまだ、自分の中が鏡張りで、乱反射、乱反射、で、あれにもなりたい、これもしたい。で。
だったら、やりたいこと突き詰めてみよう、好きな世界造ってみよう、しっかりこれを続けていこう。
そんな思いを込めてこのブログを作ったよ。

今までも何回も、個人的なブログをやっていたけれど、目標だとか、なにかしっかりとしたものを考えて始めたことはなくって。
おまけに三日坊主ときた・・・。
だからね、わたしはファッションに生きるって絶対きめてるから、それだけは確かだから、それだけで今はいいから、ちゃんと自分のしたいこと、したことと向き合ったり、人に見せるためにきっちりしたりする、場が欲しかったの。

このブログでは、わたしが感動したもの、自分で造ったもの、それからたまにでしょうが描いたものなど、発信していこうと思っているよ。

ほんと、辞めないように、がんばらなきゃ!
続けるってわたしにとってすごくかっこいいことで、そうすることで、わたしが誰かの日課になれればいいな、なんてね。
それくらい続けたいな!うん、目標!
★誰かの日課になる!★
意味わかんないかなぁ?


じゃあ長くなったけど、これは始まりの合図。
次からは早速、造っているものを紹介していくね。