20120810

おおかみこどもの雨と雪

久しぶりに廃墟になりかけていたブログを書きます(笑)
すっかり半年以上も書いていませんで、なんでも勢いにまかせる性格なものでね・・・
そもそもこんなものなくたっていいんですよ。
では何故書くか?
覚書ですね。完全に。
少なくとも今の私にとっては。

人は忘れる。どんなに嫌でも。
書いておいたって、忘れることは忘れる。
読み返したって、そのときの心臓の音は返ってこない。
忘れたくないっていう、自己愛ですね。

はい。もうこの人は語れといわれれば(言われなくとも)いくらでも語ってるおセンチ野郎ですから、前置きをここらへんにしておかないと。

今日は、大切な友人に誘われこれを見てきました。


「いい話なんだろうな~」くらいの感じで、なめてました(笑)
あ、念のために言っておくとネタばれはしませんが、感想はがっつんがっつん述べるのでそれがネタばれに繋がると危惧される方はご注意ください。。。

とにかく、いい話。
腐るほど、いい話(笑)

夏のアニメムービーといえば、起承転結、親子で涙あり?、笑いあり・・・
愛と勇気!感動~っ!って感じですが(笑)
そんなものは期待してはいけない。お門違いってやつ!

思うに、子供向けではなく大人向け。
そして男性より女性向け。
向けとかないけど、わたしは全人類の女性に見て欲しいなって思った。

女として、母としての強さって時点でもう泣けちゃうもん、わたし(笑)
そいでもって子供の気持ちもわかる。
年齢って実際関係ないと思うけど、そうだな・・・親を大切にできる人の心には、何歳だって響く映画だと思う。

この映画からもらえるものは、強さ。
すごく淡白な言葉だが、強さは重要よ、生きていくうえで・・・

んでさ、あまりに感動して、化石みたいなブログひっぱりだして服も着替えず靴下も脱がずかきかきしてるんだけどさ、私の過去の感動の鎖みたいなもんがごろっとこいつを迎えにやってきて。
いろんな感動を思い出した!

ここで今日は映画で語る私論でもやっていこうかしら。
これ需要あんのかって話だがそげなものはもとからありゃせん(笑)
てことで強行突破!

まずわたしの人生を作った、人格形成をした存在があるんです。
それは、


こいつです。
そう、ベイブ!

私はちっちゃい頃から鍵っ子というやつで。
そりゃもう時の流れの遅いこと遅いこと。
誰も居ない一軒家は7歳の私には、今思えば刑務所のように退屈でした。いや入ったことないけど(笑)

そいで、もう昔のことだからどっちが先かわからんけど、動物が好きだったからこの映画のビデオをママが買ってくれたのか?ママが買ってくれたから動物愛が激しくなったのか?あ、ママいるんだから聞いてみよう。
どうやらTVで見て、感動したから欲しいとねだったらしいっす(笑)

まぁそんな感じでね、わたしはベイブ大好き。
この子もまた強いんだよ。
ふさぎこむときもあるけど、話し合えば誰とだってわかりあえるってベイブは考えていて、それってとても難しいことだと思うし、裏を返せば自分を押し通す結果になりかねない。
でもベイブの気持ちはそんなんじゃなくて、相手の思ってることも、自分の思っていることも、ちゃんと意見を通い合わせればお互い馬鹿じゃないんだから、納得できる答えがだせるんだよっていう、誠意なんです。
それがもうわたし、幼心に絶対にそうだ、この子豚が正しい!って、学んじゃったんですね。幸か不幸か(笑)
もうそれで三つ子の魂百までですよ。
思ったことは絶対言っちゃうし、嘘もつけない!
功を奏するときもあれば裏目にでるときもあります・・・トホ
人間だものってやつです。

まぁベイブ出しちゃったらベイブ超える映画、自分史上ないんすけどね!
あとはね・・・


これですよ!アメリ!

私はね、物心ついたときから必然的に、自分には必ず”王子様”がいる。
そう信じてたんです(笑)
わたしってわりと態度でかいからそんな風に見えないかもしれないけど、実は人一倍ロマンチックでガーリー思考なんです。そういうのを気持ち悪いっていうんですけどね!←

自分が”お姫様”だなんて思ったことはなかったけどね、”王子様”ってものをずーっと信じていたの。
実際恋愛体質だったしね(笑)

もちろん友達も大切だよ!
友情か愛情かなんて選択問題もあるけど、背に腹は変えられない。
ていうか強いて言えば友情だと思うぐらい(笑)
だって恋人がいなくなっても友達はいてくれるもんね^^

てわけで、アメリが教えてくれたのは、自分らしさと恋心!です。
友情にしろ、愛情にしろ、自分をしっかり持っていれば、あとからついてくるんです。きっとね。

んで直近がこれ↓


おそらく映画好きの彼とだから出会えた映画、歓楽通り。

これはキタね~。
これはなんでここまで自分にマッチしたかを語るのはすんごく難しい。
ベイブが勇気でアメリが希望なら、これは愛・・・?とも違うしなぁ~
心?自分にとって何が大切なのか、そういうことかなぁ・・・
自分の解釈で抽象的に申すなれば、過去にも、未来にも似た憧れですね。
ロマンチックなんですよ、とにかく世界観が。
女子です、ええ(笑)
言うたらね、香水瓶と死に伴う銃声なんぞがそこにあればロマンチックは完成するんです。
わかりますか?(何がw)

きえ~あほくさ(笑)
ここまで読んでくれた方、ごめんなさい、自分への戒めです。

ってまぁずらっと3本。
わたしの人格形成の映画を語りましたが、本題のおおかみこども~はそこまでは食い込んできゃーせんよ!そういう感動ではないっす!

物語として、純粋にだらっだら泣きました。
個人的に、兄弟の成長がリアルだなとも思いました。
上の子は強気→大切なことを見落としてる
下の子は弱気→自分の世界を見つけていく
っていう成長をするっていう持論がありましてね、これ完全に全国の長女長男に喧嘩うってますけどね。
まぁそんなもん環境です環境。

おおかみこども~は、私の中では「WALL・E」、「容疑者Xの献身」に次ぐ感動作でした!
関係ないけど容疑者Xの献身まじ辛いから!(笑)

てことで締めくくります!
連れて行ってくれた綾、ありがとう^^★☆

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